アラフィフ情シスの読書ノート

ビジネス書が多めですが、自分がその時に読んだ本と感じたことを残していきます。

コーチングのとびら

■読んだ本

コーチングのとびら」(石川 尚子 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

この本は2010年に出版されているのですが、今読んでも内容は全く古い感じがしません。未だに同じ課題が世にはびこっているなぁ、って思いました。

 

コーチングに興味を持ってググった時に、入門書として良く紹介されていたので読んでみました。

 

まず、コーチングとは何かを自分の中で腹落ちできたのが良かったです。

一方で、目標に向かってどんどん前進したい状況では行動に焦点をあてたコーチングの方がより効果的でしょう。

コンサルティングだったり伴走支援だったりする場合に、お客様に行動してもらうことが成果だと、逆にどんなにアプローチをしても行動を起こしてもらえなければ成果を出せていないと、そう理解しました。

 

「ほめられたほうがやる気になる人が多い割には、ほめる人、ほめられる人が極端に少ない」という現状です。

ボクも約一年ほど課長として管理職を経験しましたが、まぁその時の部長がとにかく怒りまくる人で、毎週のミーティングが苦痛で仕方なかったです。戦意を喪失させて売上が上がるわけないだろっ、と思ってました。

これまでほめられてこなかった人が上司や指導者になったらほめられるようになるわけがないんですよね。変えてみようと思った人が変えていく、それと同時にそういう教育をしていくことで先々の当たり前にしていく、という流れが必要だと思いました。

 

最後の第7章でも述べられているのですが、結局は自分なんですよね。

まずは自分がやって、そうしないと相手は信用してくれない、信用を積み重ねていくことが信頼を得ることになるのだと思います。コーチングは、質問をして相手に気づきを与えて行動を起こしてもらうことが目的です。多様な相手に的確なコーチングをするには質問力が必要です。その質問力の強化をするためには自己研鑽をし続けないといけなぁと。。。

 

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

山本五十六の名言、ホント、これ!

 

鋼の自己肯定感

■読んだ本

「鋼の自己肯定感」(宮崎 直子 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

ボクは、この本で言う自己肯定感が高い方に入るんだなぁ、と思いました。

 

それと、自己肯定感・自己有用感・自己効力感の違いを理解できました。

  • 自己肯定感 ・・・ありのままの自分を無条件に受け入れ、愛すること
  • 自己有用感 ・・・自分は誰かの役に立っている
  • 自己効力感 ・・・自分は何かができる
  • 自己中 ・・・特定の自分だけを受け入れ、愛すること

自己肯定感以外は、何かしらの「条件」が満たされないと下がってしまう、結果的に自己肯定感も下がってしまうということだと思います。

 

個人的に疑問なのは、ワークによって自己肯定感は高まるのか、高い状態を維持できるのか、ということです。

ベースにアメリカと日本の文化の違いが自己肯定感の高低の違い(アメリカは高い、日本は低い)とあるので、本書にある「たった3つのワーク」で果たして改善できるのかと。

 

ボクの自己肯定感が高い(そう感じることは無いが)理由が何か、これまでの人生を振り返ってみるとこんな感じだと思います。

  • 小学校低学年のときに入れられたソロバン塾とスイミングスクール以外、親に強制されることは無かった
  • そのソロバンもスイミングも級をクリアするという小さな成功体験を積み重ねることで楽しくなっていき、自分の意志で続けられた
  • ソロバン塾、スイミングスクール、最初に就職した会社、などなど、辞めることについて親は何も言わずボクの考えを受け入れてくれた
  • その後も野球やったりスノーボードやったり、今まで基本的に自分で考え、自分で決めて、自分で行動してきた
  • 楽しそうが行動の厳選、退屈な環境は躊躇なく飛び出し、とりあえず何でもやってみるタイプ

寛容な両親だったからボクの自己肯定感が高く育ったということか。そうすると寛容な両親を育てたその祖父母も寛容だったのでは、と。

う~ん、やはり子供のときの教育環境に左右される気がしてきます。

 

教育の課題にモヤモヤする。。。

 

売上2億円の会社を10億円にする方法

■読んだ本

「売上2億円の会社を10億円にする方法」(五十棲  剛史 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

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  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

先日読んだ「理念経営2.0」より、内容が具体的でイメージしやすかったです。

bookansou.engineerkaigo.com

 

とはいえ、ボクたちはまだ売り上げも立っていない会社なので、まずはキャッシュフローを生み出すための案件獲得とバックヤード業務の整備が急務です。

 

この本、2005年に出版されたものの新装版らしいです。現在でも読み続けられているということは、それだけ起業家がいるということ、悩んでいる経営者が多い、ということなのかなぁ、なんて思ったりします。

 

この本の内容は、ものすごく端的にいうと、「仕組み化」しないと会社・組織・事業は大きくできない、とボクは理解しました。そして、システムの運用設計や運用改善を支援していた経験からも「仕組み化」が重要であることには大いに同意できます。

 

一言で「仕組み化」ですが、やることは多岐に渡ります。まずは可視化、暗黙知形式知にするためにマニュアルや文書にします。次に教育、引き継ぎや研修、OJTなど、実際にできるようにします。そして評価、どこまでできているのか、何がまだできていないのか、が分かるようにします。どの社員もできるようになるためのパッケージが「仕組み化」だとボクは認識しています。

 

エースが1.5人力だとして、同様のエースが現れることは非常に稀で、採用するのはさらに困難です。そのうえ、そのエースもいつ他に行ってしまうか分かりません。万が一そのエースが離脱しても大丈夫なようにしておくのが「仕組み化」なのだと思います。普通レベルの社員が0.5人力であれば3人、0.3人力であれば5人、以上の社員を集めればエースに頼らなくても大丈夫な計算になります。エースが残っていれば売り上げ倍増ってことです。

 

ただ、エースのスキルを「仕組み化」するのはそれなりに難しいのではと思います。エースの立場を守るために教えてくれない、エースにとっては当たり前のことなので「仕組み化」の手間を惜しむ、天才肌で感覚でやっているので「仕組み化」できない、などなどの理由が考えられます。まさに属人化、会社・組織・事業の存続におけるリスクです。

 

ボクは持続可能な会社・組織・事業でありたいと思うので、しばらく大変な状態が続くでしょうが、初めから「仕組み化」を意識してやっていくぞ!

 

理念経営2.0

■読んだ本

「理念経営2.0」(佐宗 邦威 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

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  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

率直な感想として、生まれたばかりの会社にはまだ早いかなと思いました。

 

経営理念の必要性は、上場企業(在籍中に上場)の社員だったこともあり、認識しています。上場に向けた会社のリブランディング時には、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の見直しも行われました。MVVの浸透にもパワーをかけていることは、人事部門からの社内SNSでの発信やES調査、各四半期に実施される全社キックオフミーティングでの社長や役員からの発言、などからも感じていました。ですが、何もかもがこれから始まり、何もかもをこれから吸収していく会社においてはまだ先でよい、というのがボクの感覚です。

 

この本で述べられている「ナラティブ」(物語)が個人的には興味深かったです。

「個人のナラティブ」を考えるためには、オットー・シャーマー先生から僕が聞かれた、「あなたはどこから来て、どこに向かっているのか? あなたは、なぜ、いまここにいるのか?」という問いに答えればいい。

ボク自身が、なぜ友人が起業した会社に参画することになったのか?について、考えて整理することで覚悟ができるんじゃないかと思います。

有休消化期間の年内には自己ワークとして取り組むぞ!

 

もう少し時間が経って、会社の規模も変わって、ボクの状況も変わって、そんなタイミングで改めて読み返したら新たな気づきや学びを得られそうな気もしています。

 

未必のマクベス

■読んだ本

「未必のマクベス」(早瀬 耕 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

小説はこれまであまり読まないのですが、直感でこのポップに釣られてみることにしました(笑)

 

めっちゃ面白かったです!

600ページ超もあるのですが、読めば読むほど次の展開が気になっていき、一気に読み終えました。

謎解き、殺し、恋愛、色々な要素があるので、ジャンルとしては何になるのやら。。。?

そんな中で個人的に印象に残っているのは、ストーリーの舞台であるマカオや香港での移動、ホテル暮らし、食事、職場、などの生活の風景が浮かんでくるところです。マカオも香港も訪れたことは無いですが、何となくこんな感じだろうなぁ、というのが想像できて、ちょっと行ってみたくなりました。

登場人物のキャラクターも個性的だし、伏線回収あり、驚きの展開もあり、主人公の心情と重なるところもあり、小説ってすげぇなぁ、って思いました。

 

ホント、めっちゃ面白かったです!

表現力も語彙力も乏しいのでこれ以上の表現が出ません(笑)

この本、2014年に単行本として出版されたものを2017年に文庫化したものらしいです。それが2023年にこんなポップで紹介されているなんて、この小説すげぇなぁ、って思います。21刷ってすごいんじゃないの?

 

ちなみに、元ネタのシェイクスピアの「マクベス」のストーリーを知らずに読みましたが全く問題ありません。

 

人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~

■読んだ本

「人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~」(倉貫 義人 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

一応エンジニアですので、こんな本も読みます(笑)

 

著者も「はじめに」で述べている通りさっと読むことができました。さっと読めましたが、決して内容が薄いわけではありません。ボク自身はソフトウェア開発をしてきたわけではないですが参考になることも多かったです。

 

この本の内容を経営者やマネージャーが理解していたら、SIerシステム開発会社のエンジニアや一般企業の情報システム部門の方々はやりやすいだろうなぁ、生産性も上がるだろうなぁ、と思います。

ボクもエンジニアとしてこれまでにいくつものプロジェクトに参画してきましたが、この本の内容の通りだと実感します。振り返ってみると、炎上プロジェクトはほとんど大規模でアンチパターンのフルコース、逆にうまく完遂したプロジェクトはスコープも人数も小さくコミュニケーションも進捗もスムーズだったと記憶しています。

 

「会社で組織をつくりあげることはソフトウェアをつくることにとても似ている」

「おわりに」の中にあった言葉です。これから組織を作っていく立場として、参考にしたい点がいくつもありました。その中でも以下の見出しの節は今後しっかり意識しながらやっていきたいと思ったものです。最後のはソフトウェアを組織と読み替えても全く問題無いと思っています。

  • 一時的な妥協は、永遠の負債になる
  • 事業側と開発側が”協働”の関係を築く
  • 小さくすれば不確実さを下げられる
  • 小さく作って、大きく育てられるのがソフトウェア

 

インフラエンジニアとして運用をやってきたものとしては、この説の見出しには同感しかありません。

  • システムは使い始めてから改善が始まる

システムが完成したらプロジェクト終了と捉えられがちなのです。使っている期間の方が何倍も長いにも関わらず、運用保守業者に任せきりというという組織が多いように感じます。コストも削減されていくので、改善までやると割に合わない、改善にまで手が回らない、というのが現場の実情だと思っています。

改善による効率化を進めすぎると、継続的に改善していくためのリソースがなくなり、かえって非効率になるという話も聞いたことがあるので、何を目指して改善しているのかということは忘れないようにしたいものです。

 

この辺りもエンジニアのあるあるですね。実際に手を動かすまでに色々考えているわけで、エンジニアは、実はクリエイティブでやりがいのある仕事だと思っています。ですが、ブラックな面ばかりがフォーカスされているように感じてなりません。

  • あらゆる状況を考慮するのに時間がかかる
  • 楽をするための苦労はいとわない

 

持続可能であるために何をするのかしっかり考えよう、っと。

 

未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること

■読んだ本

「未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること」(河合 雅司 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

これとこれの続編です。

bookansou.engineerkaigo.com

bookansou.engineerkaigo.com

 

本作では、未来に起こる人口減少により起こるビジネスの問題に対して、様々なデータを基に著者の目線で考えや国・業界への提言を述べています。

今回は、ふ~ん、そうだよね、に加えて以下のようなことを感じました。

  • 年明けの新しい会社ではどう戦略立てようかなぁ
  • 日本だけだと少ないパイの取り合いかぁ。。。
  • 海外も市場にしてみる?
  • 外国人と一緒に仕事するのも面白いかも
  • ある程度の不便を受け入れることも必要かもなぁ。。。

 

著者の考えは受け入れつつ、未来を少しでも良くしようと動いている人もいるわけで、ボクもこれから少しでも社会貢献につながるようなことをしていきたいと思っています。

 

何はともあれ、自分で考え、自分で決めて、自分の未来は自分で作る!

 

未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること

■読んだ本

「未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること」(河合 雅司 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

これの続編です。

bookansou.engineerkaigo.com

 

本作では、人口減少が起こる未来に対し、様々なデータを基に著者の目線で国民に起こることや提言を述べています。

本作も、正直なところ、ふ~ん、そうだよね、くらいしか感想が出ませんでした(笑)

やはり、そう感じる理由としては、前作同様にコロナ禍の前に出版されているからだと思います。

 

やっぱり、自分で考え、自分で決めて、自分の未来は自分で作るしかない!

 

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

■読んだ本

「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」(河合 雅司 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

飲み会までに時間があって本屋さんに立ち寄った時、時間潰しで読むのにちょうど良さそうなので買ってみた本です。

 

内容は、少子高齢化が問題だと取りざたされているが、その未来には人口減少が起こることが本当の問題、ということを様々なデータを基に著者の目線で考えや国への提言を述べています。

正直なところ、ふ~ん、そうだよね、くらいしか感想が出ませんでした(笑)

そう感じる理由としては、コロナ禍の前に出版されているからだと思います。今と状況が違うので、考えが変わるところもあるのではないかと、そんな気もします。

現実を直視すると仕方のないことなのですが、全体的にネガティブな未来を述べ続けているので、変に悲観的に受け過ぎないように注意した方が良いと思いました。

 

自分で考え、自分で決めて、自分の未来は自分で作る!

 

14歳のときに教えて欲しかった 起業家という冒険

■読んだ本

「14歳のときに教えて欲しかった 起業家という冒険」(成田 修造 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

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  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

タイトルにつられつつ購入までになかなか至らなかったのですが、著者があの 成田 悠輔さん の弟さんということを知って即購入しました。ミーハーですみません。

 

あぁ・・・勇気出たなぁ・・・背中押された気がするなぁ・・・

 

これがこの本を読んでの感想です(笑)

 

ちょうど先日に退職手続きを完了し、年明けからは有人が起業した会社に参画することが決まっています。ボク自身が起業するわけではないものの新しい会社を作っていくということで、その境遇にマッチしていたこともあり、前向きになれたし腹も括れた感じがしました。

今後、新しい会社で困難に陥ったり悩むようなことがあった時には、この本読んで原点に戻って考え直すと良さそうです。

 

若かりし著者があのお兄さん(成田 悠輔さん)から読むことを勧められた2冊の本、ボクも読もうと思います。

大学受験が終わったころ、兄が「これは読んでおいた方がいい」と、次の2冊の本を教えてくれたのです。

大前研一『企業参謀』(講談社文庫)

安田隆行『企業ファイナンス入門講座』(ダイヤモンド社

 

もう前に進むしかない!

 

銀行マンの凄すぎる掟

■読んだ本

「銀行マンの凄すぎる掟」(猫山課長 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

ジャケ買いしました。

半沢直樹のようにドロドロとグロい内容を期待したのですが裏切られました(笑)

タイトルとは逆なポジティブな内容だと感じました。

 

著者が金融機関で見てきたという本書に登場するモンスターたちは、ボクも良く見てきました。今年まで約17年間SIerに所属していますが、案件で様々なお客様や自社メンバーたちと一緒に仕事をしてきました。お客様側だけでなく自社にもいますね、モンスターたちは。

人の振り見て我が振り直せ、ではなく、普段から自分の考えや行動を律していかなければと思いました。

 

来年から組織を作っていく立場になるので、その目線で参考になったことは以下の点です。

  • 部下の成長を待つ
  • 心身ともに健康を保つ
  • 経営者視点
  • バックアップ、持続可能な組織でいる
  • 覚悟して自分で決める

 

責任を取ることを恐れる人間が「まずは現場の意見を聴く」というときは、よりよい成果物を得たいという思いよりも責任回避の考え方のほうが強いでしょう。

すごく分かります。

進捗の遅いプロジェクトだと、ことあるごとにヒアリングがセットされ、その結果あちらを立てればこちらが立たずの状態になってしまうという、結構あるあるだと思いました。実際にそんなプロジェクトも経験してきました。

 

ハッとさせられた一文がこちらです。

真面目に働くことの定義が変わってしまった。

自分を変化させていく必然性を感覚として持っていましたが、コレだ!と思いました。

ぜひ本書で前後の文脈を確認して欲しいです。

 

最終的に、現職の金融機関に所属しながらこのような本を出版する、猫山課長がすごいと思いました。

 

影響力の魔法

■読んだ本

「影響力の魔法」(金沢 景敏 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

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  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

ビジネス書が好きなので、タイトルに惹かれて買った本です。

 

内容としては、著者の成功体験を基にした仕事術だと捉えています。ですが、著者のような人脈やブランディングはちょっと理解や実践は難しいと感じました。

実践できそうなことについては、やはり特別なことはなく、以下のことを心掛けていこうと思いました。

  • 約束を守る
  • 感謝する
  • 正直に、素直に、謙虚に
  • 信頼の積み上げは一つ一つ、信頼を失うのは一瞬

 

これから組織を育てていくことになっていくうえで、気を付けなければならないことも述べられていました。

おそらく、社員たちも、創業社長である僕の意見だから、本音では違う意見があるけれども、それを押し殺しているつもりはないのだと思います。そうではなく、僕の意見のことを、「本当にそれがいい」と思ってしまっているのです。

前後の文脈は本書を読んでご確認いただくとして、立場が周囲に勝手に影響を与えているこの状況を、著者は怖いと述べていました。

これはボクも全く同感です。実力がある人の言うことだから間違えない、と盲目的に従ってしまうの状況は非常に危険だと思います。考えることを放棄した社員の増加は会社を弱くしてしまう気がします。さらには、何も考えず悪いことをやってしまえば会社の信用問題、最悪の場合は会社を潰すことにもなってしまいます。

 

立場の影響力については肝に銘じておこうと思います。

 

マンガで学ぶ 社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった

■読んだ本

「マンガで学ぶ 社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」(香取貴信 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

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  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

懐かしさやアルバイトしてた頃のことを鮮明に思い出しました(笑)

 

もう約30年前のことになりますが、学生の頃にディズニーランドでアルバイトしていて、入ってから就職をするまで何だかんだ約2年半続けたんですよねぇ...( = =) トオイメ目

※その当時の記憶のままで感想を綴ります。今と異なる点があることはご了承ください。

 

このマンガの主人公と同じで、ディズニーが好きとか、ディズニーランドに愛着があるとかは無く、アルバイトの動機は時給が良かったからでした。

当時、ディズニーランドのキャスト(ディズニーランドではアルバイトのことをこう呼ぶ)の募集が年に2回、春と夏にホールを貸し切って大規模な面接をやってました。フロムエー(当時のアルバイト情報誌)にも大々的に掲載されていて、華やかだったイメージが今でも記憶に残っています。

面接に来ている方々は、見るからにディズニーが好きという感じでキラキラしていたので、不採用だろうなぁと思っていたのですが、受かっちゃいました。

思い出は尽きないのですが、この本の感想を述べないと。。。

 

この本は、新米リーダーを主人公に、信頼されるリーダーのあるべき姿について書かれているのですが、特別なテクニックなどは無いです。

大体こんなところですかね。

  • 誠実であること
  • ルールを守ること
  • チームであること

原理原則、真理、みたいなところを知るのにライトに読めて良いと思いました。

ただ、ディズニーランドでのキャスト経験が無い人には、特にマンガ部分の事例などは、想像がつかないので頭に入ってきづらい気がします。

 

この本を読もうと思った動機は、原点回帰というか初心を思い出すというか、そんな感じです。

 

今思えば、プロフェッショナルとはこういうことなのか、というのを認識した場所だったなぁ...( = =) トオイメ目(再)

 

初日のオリエンテーションで、いきなり手鏡渡されてディズニースマイル(ディズニーランドでは笑顔のことをこう呼ぶ)の練習をさせられました。髪型や髪の色など身だしなみのチェックも厳しく、配属先がレストランだったので爪の長さもシフトに入る前に毎回チェックしてました。で、基準をクリアしていないとゲスト(ディズニーランドではお客様のことをこう呼ぶ)の前に立たせてもらえず、裏でトレイを拭いたり補充品の準備とかしかやらせてもらえません。

先輩方はみんな模範的で、現場では見本を見せて教えてくれるし、独り立ちできるまで見守ってくれたりフィードバックをくれたり、しっかりとサポートしてくれました。

アルバイトだからと言って手を抜くことは一切なく、適当にやっている方が逆に目立ってしまうような環境でしたので、動機は不純だったかもしれませんが、食らいついてやっていく感じでした。そうしているうちに自然と成長していくような仕組みだったのです。ディズニーランドの文化が一人一人に浸透し、それを脈々と受け継いでいく仕組みがありますね。

 

ボクらの会社もそんな持続可能な組織にしていきたいと思いました。

 

超コミュ力

■読んだ本

「超コミュ力」(田村淳 著)です。

 

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  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

こんなことを考えて実践している淳さんてにすごいなぁ、と素直に思いました。

そして、「分かる」と「できる」とは大きく違うと再認識しました。

 

「好きな人にだけ好かれるための本である」

というこの本のスタンスが好きです。

ボクも嫌な人と無理して仲良くしようとは思わないタイプです。

 

「はじめに」に、コミュ力お化けと言われている人は特別なことは一切していないとある通り、他のコミュニケーションに関する本やネット記事で見ることも内容に含まれていました。

自分が話すより自分は聞き役で相手に話をさせる、というのも今は良く見るようになり知ってはいますが、実践できているかというと怪しいものです。。。

中には自分が無意識で実践していたこともあり、それを意識できるようになったのは良かった点です。

学生時代に東京ディズニーランドでアルバイトしていたのですが、そこで教わった笑顔(ディズニースマイル)が今も役に立っている!

 

この本を読んでこれから実践したいと思ったことは以下の2つです。

  • 分からないところは「ちゃんと聞く」
  • 緊張する相手ほど質問する

 

現実には、「話さなくてもわかる」ではなく、「話さないとわからない」のです。

これには大いに同意します。

感謝は「ありがとう」と伝えよう!

 

意識はできたので、行動を起こしてみます。

 

DIE WITH ZERO

■読んだ本

「DIE WITH ZERO」(ビル・パーキンス 著)です。

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

ボクにとって人生のバイブル的な一冊になっています。

 

この本の目的は、富の最大化ではなく、人生の喜びを最大化するための方法を探すことだ。

そうなんです、いくらお金を貯めても使わなければ意味が無いんですよね。浪費するのではなく価値あるものに投資・消費していきたいです。

 

節約ばかりしていると、その時にしかできない経験をするチャンスを失う。その結果、世界が必要以上に小さな場所になってしまう。人生は経験の合計だからだ。

だが残念なことに、私たちは喜びを先送りしすぎている。

手遅れになるまでやりたいことを我慢し、ただただ金を節約する。

ボク自身は割とやりたいことに向かっていくタイプではあるのですが、目先のことを割と先送りしちゃうなぁと、ただただ反省です。。。

 

年を取ると人は金を使わなくなる。

「健康上の問題は年齢が上がるにつれて大きな制約になり、高齢者では最大の制約になる」とこの研究は報告している。

これ盲点だと思います。

何歳になっても始めるのに遅いことは無いとは言いますが、年齢とともにできなくなっていくことが増えていくので、いくらお金があっても後の祭りということがあるということですね。

実際にボクの両親のケースが該当します。母が昨年から特別養護老人ホームに入所、父が今年から在宅介護となったのですが、しっかりと貯金をしてくれていてありがたかった半面、元気なうちにもっと旅行とか一緒に行っておけばよかったと後悔。。。

 

その仕事で収入が増えたとしても、そのお金で楽しめるだけの健康を損なってしまっている。

あらゆる年代で、健康の改善は人生を改善するということだ。

確かに健康でなけれやれないことも多いですよね。

ジムの見学会に参加した際に体組成を計測してもらったら肥満との結果でした。。。ジム通って痩せてやるんだ!

 

最大の後悔は、「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」であった。

やらなくて後悔することは可能な限り減らしたいと思っています。

やって失敗だったことは、その時に後悔することはあっても、後々に学びになったり笑い話にできることがありますし、この本で言う「思い出」になります。

 

私たちは皆、人生のある段階から次の段階へと前進し続ける。ある段階が終わることで小さな死を迎え、次の段階に移る。

「人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出づくりです最後に残るのは、結局それだけなのですから」

これだなぁ・・・って思いました。

段階が終わる=制約が増える、だとは思いますが、その段階の中でできることを精一杯楽しめるように今を大切に生きていかなきゃ。

 

あと、この本ではそこまで言及されていなかったのですが、自分で考えて自分で決める、ということも重要だと思っています。

この本を読む、ブログを書いてみる、ことも自分でやると決めた結果、経験を得られることができるわけで。やらないことも自分で決めたなら良いと思います。周りの意見や情報に流されて決めたことは、後になってこうすれば良かったと後悔しても、その時間は取り戻せず、その意見や情報のせいにすることしかできません。

 

まとめるとこんな感じです。

  • やりたいこと・できることには期限があるから、やるならなるべく早い方が良い
  • 何をやるにも健康じゃないとね
  • お金の使い道を含め、自分の人生だから自分で考えて自分で決めよう

 

とはいえ、まずは生きているうちにやりたいことリストを作らないと!