アラフィフ情シスの読書ノート

ビジネス書が多めですが、自分がその時に読んだ本と感じたことを残していきます。

未必のマクベス

■読んだ本

「未必のマクベス」(早瀬 耕 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

小説はこれまであまり読まないのですが、直感でこのポップに釣られてみることにしました(笑)

 

めっちゃ面白かったです!

600ページ超もあるのですが、読めば読むほど次の展開が気になっていき、一気に読み終えました。

謎解き、殺し、恋愛、色々な要素があるので、ジャンルとしては何になるのやら。。。?

そんな中で個人的に印象に残っているのは、ストーリーの舞台であるマカオや香港での移動、ホテル暮らし、食事、職場、などの生活の風景が浮かんでくるところです。マカオも香港も訪れたことは無いですが、何となくこんな感じだろうなぁ、というのが想像できて、ちょっと行ってみたくなりました。

登場人物のキャラクターも個性的だし、伏線回収あり、驚きの展開もあり、主人公の心情と重なるところもあり、小説ってすげぇなぁ、って思いました。

 

ホント、めっちゃ面白かったです!

表現力も語彙力も乏しいのでこれ以上の表現が出ません(笑)

この本、2014年に単行本として出版されたものを2017年に文庫化したものらしいです。それが2023年にこんなポップで紹介されているなんて、この小説すげぇなぁ、って思います。21刷ってすごいんじゃないの?

 

ちなみに、元ネタのシェイクスピアの「マクベス」のストーリーを知らずに読みましたが全く問題ありません。