■読んだ本
「きみのお金は誰のため」(田内 学 著)
■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)
こんな感じです。このブログについてもご覧ください。
- 起業に関われることにワクワク
- スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
- 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
- 現職は有休消化中のため毎日がまったり
- 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
- 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり
- 2024年、新たなスタート、ワクワクとドキドキが半々
- なんやかんやバタバタし出したぞ
■感想
ビジネス書ランキングで上位だったのと、新NISAが始まったりしてお金に関しての知識をアップデートしたかったのと、タイトルに惹かれて手に取ってみました。
ビジネス書のような解説を期待していたので、小説だったのか。。。と、個人的にはちょっとがっかりでした。帯には「経済教養小説!」って書いてあり、ちゃんと見なかったボクが悪かっただけなのですが。
内容は、良いです。
こういう話を小学校や中学校の授業でやったらいいのに、って思いました。
この本を読んで、いくらお金をたくさん持っていたとしても、欲しいものが買えなかったりサービスを受けられずに困るのはお客様(自分自身)だということが理解できて良かったです。本書のプロローグで以下の通りに表現されていて、本当にその通りだと思います。
一、お金自体には価値がない。
二、お金で解決できる問題はない。
三、みんなでお金を貯めても意味がない。
ホントそうなんです、世の中は人々の活動のうえで成り立っているのです。モノの原材料を作っている人、独創的なアイデアでモノを開発する人、そのモノを作ってくれる人、そのモノを売ってくれる人、がいて初めてモノを買うことができるのです。
創業メンバーとして起業に携わる立場になって、やっぱり「お客様は神様です」的な思想は違うと思いました。お金をいくら積まれても、嫌な人にはサービスを提供したくない、ストレスを感じながら仕事をしたくない、そうボクは思うのです。
気持ちよくサービスを受けられるような振る舞いを心掛けよう、っと。
お金はあくまでツール、手段!