アラフィフ情シスの読書ノート

ビジネス書が多めですが、自分がその時に読んだ本と感じたことを残していきます。

思考の穴

■読んだ本

「思考の穴」(アン・ウーキョン 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり
  • 2024年、新たなスタート、ワクワクとドキドキが半々

 

■感想

海外のビジネス書(翻訳版)は、日本のビジネス書と比べて読むのに時間がかかり、読むのが疲れる傾向があります。

そして、述べたいことに対して、研究や実験、事例を多く紹介して裏付けを説明していくスタイルが多い傾向があります。

※あくまでボクの個人的な感覚です。

 

感想としては、パラパラと立ち読みもしていたので、割と想定通りでした。

 

人間の本能としてバイアスを排除することはできないので、なるべく回避できることを心掛けるしかないですね。身近なものだと、噂や思い込みに対しては事実・現物・データを確認するようにするとか、分からないならやってみるとか。

 

個人的に気づきや学びになったものは以下です。

  • ネガティブな方、損をする方に過剰に反応する
     → 賢いカーディーラーの営業マンの例が分かりやすかったです
  • 遠い未来ほど軽視されがち、甘く見積もられがち
     → 日程がかなり先の予定はOKしてもらいやすいらしいです

 

最後にこんな見出しの節があります。

結果だけを見るな、過程を楽しめ

 

満員電車がつらいように、完ぺき主義で余裕が無いのはつらいです。

そして、余裕が無ければ新しいことを考えたり、想像したり、創造したり、だったりができません。

理想やあるべき姿を目指すのは素敵ですが、それに縛られて追い込まれるのはつらいし違うと思うのです。

 

失敗したっていいじゃない、人間なんだもん。

人間は失敗するものだ、っていう前提で考えようよ。