アラフィフ情シスの読書ノート

ビジネス書が多めですが、自分がその時に読んだ本と感じたことを残していきます。

DIE WITH ZERO

■読んだ本

「DIE WITH ZERO」(ビル・パーキンス 著)です。

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

ボクにとって人生のバイブル的な一冊になっています。

 

この本の目的は、富の最大化ではなく、人生の喜びを最大化するための方法を探すことだ。

そうなんです、いくらお金を貯めても使わなければ意味が無いんですよね。浪費するのではなく価値あるものに投資・消費していきたいです。

 

節約ばかりしていると、その時にしかできない経験をするチャンスを失う。その結果、世界が必要以上に小さな場所になってしまう。人生は経験の合計だからだ。

だが残念なことに、私たちは喜びを先送りしすぎている。

手遅れになるまでやりたいことを我慢し、ただただ金を節約する。

ボク自身は割とやりたいことに向かっていくタイプではあるのですが、目先のことを割と先送りしちゃうなぁと、ただただ反省です。。。

 

年を取ると人は金を使わなくなる。

「健康上の問題は年齢が上がるにつれて大きな制約になり、高齢者では最大の制約になる」とこの研究は報告している。

これ盲点だと思います。

何歳になっても始めるのに遅いことは無いとは言いますが、年齢とともにできなくなっていくことが増えていくので、いくらお金があっても後の祭りということがあるということですね。

実際にボクの両親のケースが該当します。母が昨年から特別養護老人ホームに入所、父が今年から在宅介護となったのですが、しっかりと貯金をしてくれていてありがたかった半面、元気なうちにもっと旅行とか一緒に行っておけばよかったと後悔。。。

 

その仕事で収入が増えたとしても、そのお金で楽しめるだけの健康を損なってしまっている。

あらゆる年代で、健康の改善は人生を改善するということだ。

確かに健康でなけれやれないことも多いですよね。

ジムの見学会に参加した際に体組成を計測してもらったら肥満との結果でした。。。ジム通って痩せてやるんだ!

 

最大の後悔は、「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」であった。

やらなくて後悔することは可能な限り減らしたいと思っています。

やって失敗だったことは、その時に後悔することはあっても、後々に学びになったり笑い話にできることがありますし、この本で言う「思い出」になります。

 

私たちは皆、人生のある段階から次の段階へと前進し続ける。ある段階が終わることで小さな死を迎え、次の段階に移る。

「人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出づくりです最後に残るのは、結局それだけなのですから」

これだなぁ・・・って思いました。

段階が終わる=制約が増える、だとは思いますが、その段階の中でできることを精一杯楽しめるように今を大切に生きていかなきゃ。

 

あと、この本ではそこまで言及されていなかったのですが、自分で考えて自分で決める、ということも重要だと思っています。

この本を読む、ブログを書いてみる、ことも自分でやると決めた結果、経験を得られることができるわけで。やらないことも自分で決めたなら良いと思います。周りの意見や情報に流されて決めたことは、後になってこうすれば良かったと後悔しても、その時間は取り戻せず、その意見や情報のせいにすることしかできません。

 

まとめるとこんな感じです。

  • やりたいこと・できることには期限があるから、やるならなるべく早い方が良い
  • 何をやるにも健康じゃないとね
  • お金の使い道を含め、自分の人生だから自分で考えて自分で決めよう

 

とはいえ、まずは生きているうちにやりたいことリストを作らないと!