アラフィフ情シスの読書ノート

ビジネス書が多めですが、自分がその時に読んだ本と感じたことを残していきます。

新・コーチングが人を活かす

■読んだ本

「新・コーチングが人を活かす」(鈴木 義幸 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

この前に読んだ本の流れでコーチングの本を読みました。

👉前回はこちら

bookansou.engineerkaigo.com

 

この本は、2000年に出版された「コーチングが人を活かす」を、時代に合わせつつ著者の感じている誤って広まっているコーチングの認識を正したい意図で改訂されたようです。

 

誤って広まっている認識とは「引き出す」ことの捉え方とのこと。

 

引き出す側は質問のエキスパートであり、引き出される側はまな板の上の鯉。そこではコラボレーションという雰囲気が消え去ってしまいます。

会社だと上司と部下の関係が浮かびます。本書の中にもありますが、自分の中の答えを持った上司が部下に質問をしたところで部下の意見ではなく上司の答えが採用されるだけなので、当然ながら部下は意見をしなくなりますね。

コーチングできていると思っているけど成果が上がらない世の中の上司や指導者たちは恐らくこれ、だとボクは思います。

 

”引き出す”から”一緒に考える”へ。問いを”相手と共有するもの”にする。

Skill02のポイントですが、ホントこれ。

 

読み終えて思うことは、色々なテクニックも参考になりましたが、やっぱり結局は自分なんだなぁ、と。

これからも、好奇心を持ち、色々なものをインプットし、他者の考えや意見を尊重し、固定観念に囚われないよう、常識を疑い、違いを受け入れ、続けていこう!