アラフィフ情シスの読書ノート

ビジネス書が多めですが、自分がその時に読んだ本と感じたことを残していきます。

影響力の魔法

■読んだ本

「影響力の魔法」(金沢 景敏 著)

 

■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)

こんな感じです。このブログについてもご覧ください。

  • 起業に関われることにワクワク
  • スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
  • 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
  • 現職は有休消化中のため毎日がまったり
  • 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
  • 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり

 

■感想

ビジネス書が好きなので、タイトルに惹かれて買った本です。

 

内容としては、著者の成功体験を基にした仕事術だと捉えています。ですが、著者のような人脈やブランディングはちょっと理解や実践は難しいと感じました。

実践できそうなことについては、やはり特別なことはなく、以下のことを心掛けていこうと思いました。

  • 約束を守る
  • 感謝する
  • 正直に、素直に、謙虚に
  • 信頼の積み上げは一つ一つ、信頼を失うのは一瞬

 

これから組織を育てていくことになっていくうえで、気を付けなければならないことも述べられていました。

おそらく、社員たちも、創業社長である僕の意見だから、本音では違う意見があるけれども、それを押し殺しているつもりはないのだと思います。そうではなく、僕の意見のことを、「本当にそれがいい」と思ってしまっているのです。

前後の文脈は本書を読んでご確認いただくとして、立場が周囲に勝手に影響を与えているこの状況を、著者は怖いと述べていました。

これはボクも全く同感です。実力がある人の言うことだから間違えない、と盲目的に従ってしまうの状況は非常に危険だと思います。考えることを放棄した社員の増加は会社を弱くしてしまう気がします。さらには、何も考えず悪いことをやってしまえば会社の信用問題、最悪の場合は会社を潰すことにもなってしまいます。

 

立場の影響力については肝に銘じておこうと思います。