■読んだ本
「チームX」(木下 勝寿 著)
■今の状況(本のチョイスや感想のバイアスとなりうること)
こんな感じです。このブログについてもご覧ください。
- 起業に関われることにワクワク
- スタートアップへの転職によりこの先どうなるか見えない不安もあり
- 新会社のITインフラの準備も少しやり始めている
- 現職は有休消化中のため毎日がまったり
- 時間があるので色々インプットしたい欲求が非常に高まっている
- 経営、組織論、コミュニケーション、コーチングに関心あり
- 2024年、新たなスタート、ワクワクとドキドキが半々、もう半分終わってる
- なんやかんやバタバタし出したぞ案件もスタートして忙しくなってきた
- 採用活動にも着手していくぞで面接が忙しくなってきた
- 新入社員が入ったので組織づくりや仕組みづくりが急務
■感想
組織づくりの参考にと思い購入してみました。
絶頂から凋落した会社がV字回復するストーリーを基に、凋落の原因となった課題と解決策のHow toをまとめた内容でした。まず、全体の8割くらいのストーリーについては、危機感を感じ行動を起こせたスター的な社員がいたから復活できたのだろう、そんな社員がいなかったらどうなってた?、と個人的には思いました。
第3部にまとめられている、課題と解決策ですが、これは心に刻んでおこうと思いました。現在参画している案件でも同様の課題があると認識していますし、これまでにも同じような課題を感じた記憶もあります。
本書では課題を「企業組織病」と表現し、以下の症状として挙げています。
- 職務定義の刷り込み誤認
- お手本依存症
- 職務の矮小化現象
- 数字万能病
- フォーマット過信病
それぞれの詳しい内容は本書を読んで欲しいのですが、手段が目的になったり、顧客目線でなくなったり、指示通りは動けるけど自分で考えて動けなかったり、改善していかないとか、思い当たることはいくらでも出てきます。
解決策についても参考になることは多かったですが、結局は自分たちで考えないといけないのだろう、というのが自分なりの結論です。
というわけで、試行錯誤の日々が続いていくことを覚悟しました。